卒業式なのに

朝起きたときから身体が変.熱を測ると37.7度,朝からこの熱はやばいでしょう?こんな日に限って卒業式です.一応,卒業学年を担任にもつ教員としては,大学の卒業式とはいえ,行かないわけにもいかない立場のはず... 某先生にメールして聞いて見ると,やはり休むときには教務課に電話して,学科長に連絡して...と手続きも大変そう. しょうがない,と諦めて一応,行くだけ行くことにした.電車でいく体力もなさそうなので,クルマでいくことにした.
幸い(?)道路は渋滞もせず,1:30からにも関わらず,11:30には到着してしまいまった.このときには頭痛も激しくなった.プリンスホテルの駐車場にクルマを停め,車内で仮眠.目覚めると1時過ぎ.花粉対策用のマスクをして会場入り.頭はクラクラ,お腹はゴロゴロ.(あ〜,昼食を食べるタイミングを逃した.)会場に入ってまずはトイレ....
会場では卒業生のリハーサルが行われていたため,教員と父兄は前の通路にて待つ.待っていると,某教授が近づいてきて,「今日は顔がすっきりしている.ヒゲを剃ったから...」とよく分からない(というか頭痛でよく覚えていない)冗談を言ってくる.そんな冗談を聞いている余裕もなく,答える気力もなく,あまり答えずにいると去ってくれた.辛かった.恐らく顔がすっきりしているのは,疲れて頬がこけたためだろう.
式が始まる.ただ辛いの一言.頭痛と酸欠と暖房と話のせいで,睡魔が襲ってきた.しかし,寝るわけにも行かないだろう.すぐ隣には,わが子の晴れ姿を見に来ている父兄がいるのだから.しかも,話をしている学長や学部長がまるで自分を見ているような錯覚に陥る.辛い.長く感じる,いや本当に長かった.祝辞の最中にも,「繰り返しますが,...」なんていっている.繰り返さないでくれ,はやくトイレに行きたい.... って感じたった.いや,きっといい話なんだよ,体調さえよければ.学長先生,申し訳ありません.
(以下,省略)