休みボケ

2時限目に大学院の授業があった.学部の授業の場合には,最初の授業は通常はガイダンスなのだが,大学院でガイダンスは要らないだろうという勝手な判断のもと,いきなり授業に入った.受講している大学院生の反応は少々面食らっているようだった.さらに,時間が経つと集中力も切れているような気がしてきた.とはいえ,授業をするこちらも2ヶ月ものブランクであるためか,1時間を経過すると,喋りつかれて心拍数と体温が上がっているのが自覚された.ということで,今回はリハビリを兼ねて少々早めに切り上げた.
午後は色々と事務仕事をしたり,久々にゆっくりと文献を読んだりしていたのだが,4時前から電話が鳴り始め,明日の会議の資料についての打ち合わせの電話や,放課後のアポイントなどが入った.さらに,他の業務の確認やらで先生方が研究室を訪問してきたりしてあっという間に時間が経過.そんな折,大学院生のヤマが1月先の授業の確認をしにきて,そのままちょっと雑談(?)をしてる時に時計に目をやると,血の気が引いた.月曜日は保育園の送迎当番だった.夏休み中は(同業者の)妻も授業が無いために,私の送迎当番は免除されていたのだが,今日からはこの当番が再開されていたのだった.約束の時間は4時半!時計は4時半を指していた.焦り,急いで荷物をまとめて飛び出した.
急いでいるときほど道路は混むものである.印旛村の農道なんて,普段は殆ど車は通らず,何時も3桁の速度を出して走行できるのに,こんな時に限って収穫した米を運ぶ車が40キロ走行.焦る,焦る......結局,4時45分には保育園に到着することが出来た.保育園に着くと延長保育の子を対象とした点呼が行われていた.普段はこれを見ることなく帰宅する息子が「オレもアレやりたいから,パパは今度から早く迎えに来なくていいよ」と呟く.そうはいかんのだよ...........