どれだけ頭がいいかではなくて,どれだけの時間をかけたかでしょう.

今日はバイオメカニクス研究室と運動生理学研究室との合同卒論発表会でした.とても良い研究発表から,明らかに準備不足なものまでさまざまでしたが,同じ大学ということもあってか,研究発表としての出来や面白さというのは,研究そのものや準備に時間をかけた人ほどよいものだった気がします.これは卒論に限らず,研究そのものがそうなんじゃないかな?って思います.頭の回転の速さが求められるのは研究っていう活動の極一部分だけであり,大半は時間や体力が勝負の世界でしょう.私自身,最近は授業や会議で時間がとられてしまい,じっくりと時間をかけることが少なくなりました.そんな状態だとケアレスミスが多かったり,よい文章にならなかったりします.そんなことを考える良い機会でもありました.