お別れに

日曜日に、私が勤務する大学の二年生の学生さんが体調不良のために亡くなりました。未だ20歳、あまりにも若すぎです。
私の授業は三年生以上が対象であるため、残念ながら彼とは直接親しくする機会は有りませんでしたが、小さい大学ということもあり、学内ではよく見かける学生でした。また、私の研究室の学生たちと、実験を通して交流もあったということもあったので、今夜、お通夜に参列して来ました。到着して大勢の参列者の数からも、彼の人柄や存在が分かりました。
参列してお別れをし、ご遺族やクラブでお世話をしていた先生方と挨拶してから、一人クルマに乗り込んだ時に涙が止まらなくなりました。「早すぎる......まだまだ、これから楽しいこともあるし、頑張らなくてはならないのに.....」という思いは、彼が所属した大学の教員としての思いですが、斎場に飾られた思い出の写真やご遺族の悲しむ姿を見て、同じく男の子を持つ父親として、彼のお父さんの無念さや悲しみが痛いほど解ったからということもあると思います。特に、スポーツで活躍してきた彼のことだから、ご家族の期待も大きかったことだろうと思います。
心から冥福をお祈りします。