私立大学っていうのは会議が多い。でも......

大学って所は会議が多いです。例えば今日は ①12:10から某委員会,②15:00から某委員会 ③16:30から 学科会 ④18:00から 退職記念行事世話人会 と4つの会議が続いておりました。つまり、午後はずーと会議なわけです。 「何でそんなに会議が多いのですか?」と学生諸君から、よく尋ねられます。会議が多いのは前任校でも同じ事だったので、現在の勤務校に特有のことではないのだと思います。おそらく、私立大学というのは、教授会や教員組織が決定する事項が多く、一般の企業に比べると独立性が保証されているからなのでしょう。もしも、経営者や上層部が多くのことを決定してしまい教員の意見を尊重するということが無かったならば、おそらく会議など殆どないのだと思います。ただし、そのような大学はきっと勤務していても窮屈に感じることでしょう。実際にそのような大学に勤務している知人からは、そういった愚痴を聞く事もありますし。
大学院生の時には立場が安定せず将来に不安を感じながら研究するために、早く教員になってしっかり腰を据えて研究したい....と思ったものです。おそらく、大学院生の多くが同じことを考えているのではないかと思います。しかしながら、実際に就職してからは、会議や学生へのサービスなどが多い為に、大学院生の時代ほど、まとまった時間を取る事ができなくなりました。つまり、大学院生の時代が最も研究することが可能な時間なわけです。大学院生諸君、今を大切にね。