一日がとても早く感じる.充実しているからではなく,研究室への訪問者が多いからだと思う,間違いない! 来客は色々な用件で色々な人がくるのだが,その都度,5分以上の会話が行われるため,それにより,あっという間に時間が経過しているし,その都度,仕事を止めているため,復帰するのに時間がかかってしまい,結局のところ,同じところを何度も繰り返すはめになる. 訪問者の多くが,向こうからの相談毎やお願い事にくる場合が多く,私自身のためになることはほとんど無い.時間的・気持ち的に余裕のある時期ならばそれでも何とか寛大に対応できるのだが,様々な締め切りを抱えるこの時期,そういうのにいちいち対応しきれなくなる.結局,原稿の締め切りやデータの締め切り,講演のスライドつくりなどを手伝ってくれるのはゼミの大学院生ということになってしまい,彼らに更に負担がかかる.
そんななか,夏前に相談を受け,一緒に実験をやってあげた他のゼミの学部学生が,今更になって,再度分析方法を教えてください,とやってきた.最初は話を聞いてあげて,ちょこっとだけやり方を教えていたのだけれど,だんだんと苛立ちが募り,とうとう不満を言ってしまった.つまり,自分の都合に合わせてやる気をだしたり,やらなくなったりするような気まぐれな学生にいちいち対応しては居られないということなのだ.自分のゼミの学生は,私に相談したくてもなかなか暇な時間がなさそうなので遠慮しているときもあるというのに.学生の趣味に付き合っている暇はない.
夕方,陸上部コーチの松本くんと約2000mのジョギング.ここ1ヶ月ほど,忙しくてほとんど運動をしていなかった.やっぱり汗をかくのは気持ちがいい.スポーツ科学を研究する人がスポーツの楽しさを忘れてはならないのだ.