早大にて非常勤講師,今日で前期の授業が最終であった.半期で週1時間のため,当初の予定(シラバス)の半分くらいまでしか行かなかった.実際にやってみると,なかなか難しい点もある.特にスポーツ系の大学には避けて通れないことだが,クラブの試合や代表合宿などで欠席する学生が多いため,毎時間の半分は前回の復習のようなことに時間を当てなくてはならなくなる.このような事態については,原則的には自己責任で予習・復習をすることになってはいるのだが,そうはいっても中々難しいものである.
研究室のミーティングでは,博士論文の予備審査の練習会が行われた.データは良くてもプレゼンテーション次第でデータの良さを伝えきれなくなるという典型例だったような気がする(別に悪意で言っているわけではなくて.).やはり,短い時間で一枚のスライドにグラフがいくつも出てくるというのは,見ている人に理解してもらいにくいでしょう.おそらく聴衆の多くが見慣れていない内容になるわけですから.
ミーティング終了後に恩師の教授と夕食に行き,色々と話をする.そもそもミーティング終了時間が遅かった上に,食事をしながら話が弾んだために,所沢を出たのが11時半になってしまった.最近新しい帰宅ルートを見つけた.東京外環の下を走る一般道(R298号)が今までは三郷までしか繋がっていなかったのが,いつのまにか市川の手前まで延長されていた.東京外環は数年後には市川まで行くらしい.R298を行くと,一般道だけでで京葉道路に連絡することができるため,これを利用することにした.ずっと高速を利用するよりは時間がかかるが,高速料金をかなり節約することが出来る.どうせ遅くなるのだから,睡魔に襲われそうなときでなければこの路がいいかもしれない.田んぼに落ちる心配もないし.ということで,この日の帰宅は夜中の1時半を過ぎました.