卒業論文提議書(研究計画書),4年生6名全員が何とか提出してきました.途中,多々難がありましたが,とりあえずは一件落着という感じでした.とはいえ,これが始まりです.これで気を抜くのではなく,これから頑張ってもらいたいものです.
今日で本務校での前期授業,担当分を終えました.今期は明日の早大での非常勤を残すのみです.これから研究モードに入っていかなくてはならないわけですが,相変わらず,既に予定は満席です.今年はインターハイもあり,その仕事もあるわけですし.人は事が上手く進まないと,出来ない言い訳を挙げるタイプと,どうしたら出来るようになるかを考えるタイプに分かれるそうです.私は間違いなく前者だろう.いけないいけない.
昼前に学科長に呼ばれて,パソコン関係のトラブルの相談を受けた.こちらの大学に来て1年ちょっとのあいだ,コンピュータのトラブル解決なんていう仕事は殆ど頼まれないのだが,私の採用時に面接をした学科長は私が前任校では情報処理の教員だったことを知っているため,「専門家に...」という言葉で依頼してきた.トラブルの原因は電気的なショートのため,ハード的に治すことは不可能だが,依頼された内容をソフト的に治すことは結構簡単な内容だと判断したため,一応依頼は受けることにした.まぁ,学科長にはいろんな面でお世話になっていると思われるので仕方あるまい.....
依頼された内容は次の通り.「今朝,ノートパソコンにUSB経由でFDを接続したら電源が落ちた.それ以来,バッテリーのみでの使用は不可能になった.幸い,全く同じノートパソコンをもう一台所有している.こちらのパソコンを,ファイルを移動するだけでなく,自宅のインターネットの接続も含めてまったく同じ環境になるようにして欲しい.」問題のパソコンはメビウスのMURAMASAという,デスクトップPCとクレードル接続することができるタイプであったため,幸い作業は簡単だった.クレードル経由で接続し,故障したパソコンのCドライブをそっくりデスクトップにコピーし,続いて予備のノートをクレードル接続して,Cドライブを空にして故障したPCのCドライブ内にあったファイルをそっくりコピーした.起動するか不安だったが,結果的にデスクトップのピクチャーも含めて全て再現されたようである.結果的には上手く行ったのだが,この手の仕事は他の先生からは依頼されたくないものである.