愚痴再来

午前中は予定通りゼミナール.台風接近のため,学生の安全を考慮して延期も考えたが,運よく(?)コースを変更してくれたようなので強行した.安易に予定を変更するような習慣はあまりよくないし,何よりもこの時間は最低限週に1度は卒論の進捗状況を報告する日のための時間であるのだ.卒論の提出日まであと4ヶ月を切ったわけで,このミーティングもあと15回だけしか開催されないのだから,1週1週を大切にすることが重要だろう.
ところで時間になってみると何時もよりも空席が目立つ気がする.始まる前に出席者から欠席者からの欠席連絡が伝えられる.そして始まってから遅刻する奴も居る.天気で出席が左右されるなんてまるで「南の島の学校」である.
この夏休みから実験実習の課題を与えられている3年生のプレゼンテーションと卒論の進捗状況報告のプレゼンテーションが行われた.この日にプレゼンするような学生は1週間で大きく進歩が見られた.一方,毎回のように「出来ない」言い訳をする学生も居る.ここまで来るとプレゼンをする学生と言い訳をする学生の差は開く一方である.
「出来ない」言い訳をする学生は,どうしたら「出来るか」を話すことは出来ないのだろうか.それから,何も報告できない理由として体調不良と実家の用事で実家に居なくてはならなかったと言った学生も居たが,自分の置かれている状況を考えて語ってもらいたい.体調不良は自己責任,実家の用事があるのなら,なぜその前後に頑張らない.まるで小中学生の言い訳だ.22歳にもなってこんな理由で許してもらえるとでも思っているのだろうか.自分の卒論なのだから,自分で考えて,計画してやってくれ.自分がやらなければ,誰も代わりにやることはできないのだから.