火曜日は一日中,月曜日締め切りで提出されたレポート採点の日である.水曜日の午後に開講している実験実習のレポートが月曜日の午後1時半に締め切りとなっており,水曜日の午後には返却することになっているので,火曜日はほぼ終日これに割かれてしまう.
この科目,昨年度の受講生は60名程だったのだが,今年度は25名程度に減少した.受講生が減少するには理由があり,その理由とは毎週,ヘビーなレポートが課されるからだ.もともと選択科目だし,学生に卒業論文で安易にバイメカ的な実験をしたいなどと思わせないためにも(?),ここで大変な思いをさせている.その代わりといっては何だが,提出されたレポートは助手の先生と手分けして,ちゃんと全文を読み採点して,添削までしている.昨年度は助手の先生が付いて居なかったし,受講生の数が今年の倍以上居たために,提出されたかどうか,ちゃんと書いているかどうかだけしか見れなかったため,添削は全く出来なかった.そのせいか,半期を通しても学生のレポート作成能力は全く向上せず,むしろ読むとイライラしてくるものが大半であった.ところが,今年は厳しいという評判にもめげずに,やる気がある学生が選択していることもあってか,それともちゃんと添削しているからなのか,レポートのレベルが回を追う毎に底上げされている気がする.
ということで火曜日はずっとデスクワークの一日である.