「探すのをやめるときに見つかることもよくあるはなしで....」

実は数ヶ月前から某通帳を紛失していた.私はモノの整理が下手なため,このような事態に度々陥る.これには,5年も連れ添った妻はかなり呆れている.
この通帳,紛失と気付く前はてっきり妻が持ってくれているものと思っていたのだが,よくよく聞いてみると妻も所在を知らないらしい.その後,色々と心当たりを探していたのだが見つからなかった.上記のような「探すのをやめるとき....」という事も有るので,探すのをやめてみたのだが当然見つけることが出来ずにいた.
その後,その通帳で使っていた保険の引き落としが出来ないために(つまり,残高不足.紛失している間に自動的に引き落とされていたのだが最近,底をついたらしい.),3月末までに入金しなければ保険も失効されるという通知が来た.かなり焦っていたのだが見つからない.
そんな折,確定申告の為に,源泉徴収票などを探すために書類などを整理していたら,問題の通帳が出てきた.違うものを探していたので予想外の展開にかなりびっくりした.ついでにこの書類の中からは,一昨年夏の賞与の封筒も出てきて,中に入っている感触を覚えたので見てみると,なぜか福沢諭吉夏目漱石が一人ずつ入っていた.理由はよく判らないが,なかり嬉しい......