水曜日は長くて濃厚
1時限目からゼミナール。先日話題に上がった来年から大学院に進学する彼も出席してくれた。午後は実験実習の授業。実験実習なので、最初にやるべきことと課題を与えて、あとは様子を見ながらアドバイスしたりするだけなので、講義に比べれば楽といえば楽だが、それでもその時間、拘束されるという事実は変わらない。ま、これでお金をもらっている立場なので不満は言えないが。
放課後は学科会。卒論のこと、ゼミナールのことなどについて、学科の先生方と議論。いろいろな考えのヒトがいることがわかる。つまり,卒業論文の位置づけは研究室によって様々なようだ.とりあえず,私の研究室のようにメンバーが学部生中心の場合には,卒業論文の作成はメインイベントのひとつである.そして私のポリシーは,「学生はハードルが無ければクリアしようとしないし,ハードルが高ければ高いほどクリアする能力は高くなる」である.ということで,私は相変わらず,学生達に高いハードル,というか無理難題な課題を平然とした顔で科す.そして学生達には「どうしてこれしか出来なかったか」を聞きたいのではなくて,「こんなに頑張って取り組んだ結果,こういう結果が得られました」を聞きたい,と常に言っている.ちょうど私の勤務校では,2年生がゼミナール選択をする季節である.私の科すハードルをクリアできるような高い能力を得たいと思う学生は,是非,研究室の扉をたたいて欲しい.そんな大学生活があってもいいんじゃないかと思う.
で,この日はまだまだ終わらず,学科会のあとは推薦入試関連の業務.その後は,学内の先生方とそとで食事会.