昼過ぎに日本体育協会のある岸体育館で某競技団体の会議.さくらキャンパスから岸体育館のある原宿までは結構な距離であり,電車で行くとさらに時間がかかる.昼からの会議は中途半端であり,丸一日が潰れてしまうので正直嫌だ.迷いに迷ったあげく,クルマで行くことになったのだが,たまたま妻のクルマで出勤していたために,ETCを利用することができなかった.私は4〜5年まえからETCを利用しているので気付かなかったが,今や高速道路はETCのあるゲートの方が多くなっており,非装着車にとっては何とも走りにくくなっていることを知った.ということで,会議が終わり,中途半端に時間が余ったために,その足でイエローハットへ行き,ETCを装着することにした.私のクルマではないのだが,利用する妻のことを考えると,装着していた方が安全に運転することができるのではないかと思い.....
そんなふうに私は学外の仕事を入れてしまっているのだが,卒論生たちはかなり焦って論文作成をしているようだ.「ようだ」とは何とも他人事である,そう結局は他人事なのだ.そう考えないと,高齢者になるまでこの仕事を続けることなんてできないでしょう.つまり,彼らにとっては卒論は一度だけのイベントなのだが,私にとっては毎年やってくるイベントのひとつであるので,それに対して私のビジネスや家族を犠牲にしてまでフォローするつもりは,私は無い.そう書くと非情で身勝手なようであるが,そう考えて行動しなくては,学生も成長しないし,研究室そのものがダメになってしまう.そして,私の家族がダメになってしまうだろう.そうなれば,私自身もダメになってしまうと思うのである.
とはいえ,私は卒論生に対して最高の努力と論文を求めるわけだ.そしてそれは,他のゼミがどうだとかは関係なく,ウチは期限内に基準を満たしたものの提出を求めるのでよろしく.