このブログで何度も書いているのだが水曜日ってのは多忙だ.午前中にはゼミナールがあり,午後は授業が二つも入っている.ということで朝出勤してから雑務や事務仕事をする暇はなくあっという間に帰宅時間になってしまう(ような気がする.).特に今日は時間があっという間に過ぎるように感じた.実は私の勤務校では今週末(金曜日)が卒論の計画書(ここでは提議書という)の締め切りなのだ.ご存知の通り,私は金曜日は終日,早大にて非常勤として勤務しているので,本務校には出勤しない予定である.ということは私のゼミの学生達にとっては明日の木曜日が実質的な締め切りになる.そして直前にならないとじっくりと添削しないという,直前ドタバタ主義の私に振り回されて,今日一日,学生達は最後の追い込みをかけ,私はそれに合わせて,一日中,彼らの作文した提議書を添削するという日々であった.
添削していると,ある学生からは,それって前に添削される前の文章に戻るってことですよね?」とか「そこは先生に添削された通りに書いてきたんですが...」なんてことを言われることがある.でも,実際のところ,作文というのは,こういう風に添削したけれど,実際に書いてみるとあまりよく無かったとか,その後の文章が来て見るとシックリこなかったということはよく有るわけであり,そんなことでイチイチ,イライラされては困るというのが教員としての言い分である.学生には悪いが,文章なんてそうやっていいものに仕上がっていくのであるということを知り,理解してもらいたいね.