昨日紹介した,私の卒園した幼稚園の園長先生の奥さん(も先生)から,丁寧な直筆のお手紙を頂きました.何だか嬉しい気分です.先生,ありがとう御座いました.近日中にお返事を書きたいと思います.
私は小学校から大学院まで国公立の出身であり,唯一,幼稚園だけが私立でした.学生時代は学費の安い国公立ほど良いところはないと思っておりましたが,私立大学に勤務してみると,充実した施設や教材など私立大学には高い学費に見合ったサービスがあることにも気づきました.これは幼稚園も同じですよね.そして,こんな風に教員と卒業生とが繋がっていたりするのも,私立の良い所なのかもしれませんね.公立学校では先生は異動してしまうし,国立大学でも先生が他大学に行ってしまったり,定年が早かったりして居なくなってしまう.そして居なくなると全く縁も所縁もない先生が着任したりする(まぁ,私の今のポストも私立なのにそのケースなのですが).
そういう意味では,現在は私立大学に勤務する私も卒業生をもっと大切にしなくてはならないのかもしれません.私の研究室は卒業生が殆ど訪ねて来ないのですが,彼らにとっては“大変な思いをした場所”であり,“二度と立ち入りたくない場所”なのかもしれませんね.

さて,私の研究室は今日が夏休み明けの仕事はじめでした.午前中に抄読会が行われて学部生と大学院生が1人ずつ論文を紹介しました.正直言って集まりは今ひとつだった気がします.ゼミ生15名の中で研究活動を大事にしている7名が集まったということでしょうか(勿論,明日が他大学院入試のAE君は当然来られませんが...).
今日は活動再開初日だったので,もっとゼミの学生達とともに時間を過ごしたかったのですが,昼過ぎから日本体育協会の某競技団体の会議が入っていたので,昼過ぎに研究室を経ちました.昼過ぎに始まるのに昼過ぎに出たので当然遅刻したのですが,到着した頃に私が担当の項目の話題になっていたので調度よかったのかもしれません.それでも会議は私が到着してから1時間半も続いたので,遅刻しなければ2時間半も拘束されるところでした.大学では会議は1時間というのが通例なので,それ以上の会議はどうも集中力が持ちません(こんなことを書くと叱られますがね.).だいたいさぁ,1時間を越える会議の内容を分析してみると,必ずといっていいほど雑談がはいったり,個人的な発言をする人がでてくるでしょう.

会議後,クルマを都の西北,所沢方面へと走らせました.早大で担当している授業の成績の最終締め切りが明日だったので,それを持参して提出しに行きました.わざわざ持参しなくても郵送でも良かったのですが,丁度,福永研究室と東大金久研究室でこの時期に恒例にしている「夏ゼミ」に顔をだしたかったのでクルマで持っていったわけです.が,会議の終わるのが遅くなったのと,途中に渋滞したのとで,結局,「夏ゼミ」は終了しており,懇親会にだけ顔をだし,まさに“飯を食いに”行った状態でした.が久々に福永先生や金久先生と話楽しく過ごすことができました.両先生の毒舌と突っ込み,対象が私で毎日だと参るのですが,偶に聞くと楽しめるわけです.
9時頃に所沢キャンパスを出て,帰宅が12時前でした.やはりちょっと遠いな,所沢は.