先日,学会のエントリーは無事に済ませたものの,その後にも某雑誌の原稿の締め切りやら,研究室の抄読会の担当やら,研究プロジェクトのミーティングやら,会計処理やら......と色々と続き,ブログ更新どころか,H先生からの相談メールにすら返信することが出来ないままに日々が去ってしまった.
ところで,昨日,就職課の職員ABさんと仕事の話をしているときに,ターンニングポイントが重要という話になり意気投合した.就職希望の学生は就職活動をすべき時には身辺整理をして(つまり,いつまでもクラブの練習にフルタイムで参加するのではなく)就職活動をすべき時にはきちんとしなくては,良い条件の会社から内定をもらったり,教員採用試験に合格することが出来ないわけである.私の周りにも就職活動のみならず教員採用対策や卒業論文作成に着手せずに,●月○日まではクラブが忙しいので.......といってエスケイプする学生は多々いるのだが,実はそれはその人だけの都合であって,就職や進学そして卒業に関して言えば,自分の都合を他者に合わせる必要があり,引退試合も含めて,実は,それはその人だけの思い出だけでしかないのである.実は就職などに良い条件でトライできる新卒の時期とて,クラブの引退の時期と同様に,人生で一度きりなのだから,その機会を有効に使ってもらいたいものなのだ.
ところで,私たちの仕事にもターンニングポイントが多々存在する.原稿の締め切りや論文の投稿のタイミングなんかがそれである.これらの仕事をするべき時にきちんとすることが,次のステップに繋がるし,タイミングを遅らせると,評価の対象にすらならないことだってある.タイミングを大事にしたいものである.