求められていること

昨日の会議は,勤務先の大学から研究業績を増やすことを求められていることを実感するものだった.研究室の大学院生にも出席させたので,研究室が置かれている状況を理解してもらえただろうと思うが,どうだっただろうか.
日曜日の朝日新聞では大学の教員の研究やら生い立ちやらをかなりの紙面を使って紹介するコーナーがあるのだが,ここに紹介されている先生方は取り組みも何もかもが私なんかとは大違いであり,すばらしく,研究や学生の指導をする上ではとても参考になる.
ところで,ちょっと前に,某大学の某有名先生と初めて仕事でご一緒させて頂いたときのこと,「君達みたいな若い研究者に期待しているからね.研究者として大成するかは35歳までに何をやったかで決まるから,今のうちに出来ることをひとつでも多くやりなさい......(以下省略).」と言われました.私は心の中で「いや〜,今ちょうど35歳なんだけれど,もう手遅れってことか....痛!」と叫んでおりました.ですが,めげずに頑張りたいと思います.
ところで,昨日の会議の際に,同じ大学の違う研究科の某大学院生から,私と関わりのある研究室の助手として就職が決まったとの報告を受けました.先日のブログにもありましたが,若手の出世に対して,本当に喜んであげられる自分を感じます.私が大学に常勤として就職してから既に8年が経過し9年目に入ろうとしています.やはりもう若手ではなくて中堅なのでしょう.中堅として出来ること,やるべきことを頑張っていきたいですね.