今話題の話を授業ですると

大学の講義では、毎年同じ授業をしていると、ウケルところもほぼ毎年同じなのだが、シラケルところも毎年同じである。ウケル/シラケルは別として,スポーツ科学であるからこそ,最新ニュースをコンテンツとしながらバイオメカニクスの授業をして行きたい,それが私のポリシーである.そんな中、北島康介選手が世界記録を出して、しかもその要因としてSpeedo社製の水着が影響をしていること、そしてスポーツメーカーによる水着の開発競争が盛んであることが連日のようにテレビで放映されているので、今回の授業では、オリンピックごとの水着開発の変遷とその機能についてまとめ、それを講義した。そうしたら、喰らいつくように聞く学生が多く見られ、レスポンスも上場だった。やはりスポーツ好きの学生たちである。
ただし、水泳の授業を履修した学生からは、すでに鈴木大地先生の水泳の授業でも、この話は聞いたとのことであった。何事も二番手は価値が下がるぜ....