大学会館にて開催された男子体操団体の応援会に参加してきました.会場には学生諸君や教職員が集い,さらにマスコミ各社もきており,それなりに盛り上がった気がします.
結果は中国の圧倒的な強さに破れ,日本チームは惜しくも銀メダルに終わりました.会場では,前回は金メダルを獲得したために期待していたからか,銀メダル獲得にも関わらず残念そうな顔をして帰って行く学生が多く見られました.期待していたのは分かりますが,オリンピックで銀メダルを獲得するのはそう簡単なことではないわけであり,私的には銀でも良くやったと思っております.残念だったのは,銀メダル獲得が決まると,応援していた学生諸君の多くは席を立ってしまい表彰式を見てあげなかったこと.スポーツの応援は表彰式で一緒に喜んであげるところまでやるべきじゃないかな,と個人的には思いました.
会場には我が研究室の42インチプラズマディスプレイ2台を設置しました.運搬と設置には研究室の学生諸君が頑張ってくれました.お礼を言うタイミングを逃したので申し訳ない.皆さんのお陰で盛り上がることが出来ました.ま,準備は大変だったけれど,普段,被験者として研究にも協力してくれている坂本,冨田,鹿島のためにも,そして同じキャンパスで生活している仲間としても,こういったコラボレーションは重要だよね.

体操競技を見ていて思うのは,この競技というのは僅かなミスの積み重ねが結果的に順位に大きく響くものだということです.ドンマイを繰り返していると,結果的には相手に負けてしまうということなので,大胆な技の選択と細心の注意の両方が必要な,シビアな種目な訳だと思いました.今回も結果的には銅メダルのアメリカと銀メダルの日本との差は僅か3点でした.

▼ 写真左は会場で応援する学生諸君の様子.写真中と右は今回のオリンピック出場の記念にと,今朝,体操競技のナショナルコーチの原田先生から頂いた品です。左側皿はのは前回のアテネ大会の時に頂いたものです.