アナログ生活の決意

 ブログを書いていること自体がデジタル生活な気もしますが、年末年始から極力アナログ生活をすることにしました。ということで、休暇中はメールのチェックはせず、ネット検索もせず、ブログも更新せず、という生活を心がけてみました。仕事の相手も休暇中だからこそ出来たのでしょうが、なかなか新鮮なものでした。新年の挨拶をメールでくださった方々にはこれから返信しますのでご容赦ください。
 さて、今後はメールとネット検索をせずに生活するわけにも行かないので、これまで通りの生活に戻るわけですが、平成21年のスケジュール管理は紙の手帳を持ち歩いて行うことにしました。というのも、昨年はパソコンやiPhoneによるスケジュール管理をしていたわけですが、これってのは入力して満足してしまい、予定は頭に入っていないことが多々有り、会議や約束をすっぽかす傾向がありました。
 デジタル機器によるスケジュール管理は、過去の出来事を記録して見返す分には便利なのですが、いちいち電源を入れて、その日を呼び出さなくては確認できないこともあり、今日この瞬間の予定というのをチェックし忘れる傾向にある気がします。これに対して、紙の手帳による管理は、ごちゃごちゃ記載するものの、一目で予定を確認できたり、電池が切れる心配もいらないため、実は効率的にスケジュールを管理することができるのではないかと思っています。このことは、年末最後に出勤した際に、会議で隣席した河合先生とも意見が一致しました。
 ということで、当分の間は紙に手書きするという生活をしようと思います。長男が生まれたばかりの頃に妻から誕生日プレゼントにもらったシステム手帳、最近はなかなか登場する機会がありませんでしたが、久々に活躍する予感です。
 年始早々、NIKEの福袋(袋自体がスポーツバッグ)を狙って某デパートに行きましたが、ゲットすることができませんでした。冷静になって考えて、この予算を自分の質を向上させるために使おうと思い、文具コーナーに行って万年筆を購入しました。
 私は以前から万年筆派なのですが、ホームセンターで購入した1000円くらいのものしか使った事がありませんでした。文具店で店員に色々とアドバイスしてもらったところ、万年筆というのは高価な物はペン先が金で出来ており、高い物ほど金の純度も高いために柔らかく、文字を書いた時の抵抗が少ないのだそうです。で、実際に高い万年筆で文字を書かせてもらったところ、これまでの千円万年筆とは全く書き味が違いました。残念ながら、高い物を使っても文字が上手くなることはありませんでしたが...... 実際に使ってみると、長時間文章を書いても手が疲れないです。
 文章を書いたり添削したりするのが仕事なので、仕事の道具だと考えればいいよね。それに、普段、文章を書くのに20万円もするパソコンを使っていることを考えれば、20分の1なわけだからね。