小学校訪問-出版社打ち合わせ-ゼミナール訪問

来週 陸上教室を実施する予定の小学校を訪問して、その打ち合わせをしました。この小学校は、私の住まいのある地域とたまたま近接した小学校なのですが、当然ながら初めての訪問でした。これまでにも様々な小学校を訪問してきましたが、今回依頼をしてくれたのは学校ではなくてPTAの方々でした。いろいろと、来週の打ち合わせをしていたのですが、地元ということもあり、雑談になってしまうこともしばしば。
その陸上教室ですが、“45分の授業を使って”、”全校生徒約350人を相手に”、”体育館で”実施するという、なかなか厳しい条件付き。しかしながら、そこで頭を使って展開を考えて成功させるのが大学の研究室に期待されていることだと、勝手にポジティブにとらえております。事故だけは怒らないようにと願いつつ。
そんな時に出てきて驚いた話題ですが、この小学校は農地(畑)と近接しているため、夜に体育館を使用するときには、ちゃんと遮光カーテンを閉めなくては、農作物の生育に影響があるということで、農家の方からクレームがくるそうです。なんだか、ただの言いがかりのような気もしますが、田舎なな土地ならではのクレームもあるものだと思いました。
このような打ち合わせでは、当日に手伝ってもらう学生を連れて行ったりします。今日も大学院生の高橋君学部生で陸上部の鈴木さんを連れて行きました。大学生が学校に立ち入ることは、普段なら教育実習の時をのぞいては、ほぼ許されないことなのですが、このような場合には例外です。従って、学生たちにも勉強になるわけです。

小学校訪問後はには、今度出版予定の書籍について、出版社の方々と、取材や打ち合わせをする予定を入れてしまっていたので、途中で昼食をとりつつも、急いで大学に戻りました。既に、訪問者は大学に到着して、ロビーで時間まで待機してくれていました。約束した時間よりも早く到着したら、ちゃんと時間を潰すのも社会人としてのマナーなようです。
出版社の方々との取材では、すぐに話がそれてしまい、様々な雑談をしながらも、本題の内容について話をします。色々と話をしていると、テーマの内容について、私自身もちゃんと整理ができてくるものです。したがって、この手の仕事は時々いれるのが良いのかもしれない。この本の出版は年度内なので、再度、年内の打ち合わせと年始には写真撮影、そしてDVDを同梱する予定なので、ビデオの撮影とスケジュールが続きます。これについては、もう少し形になってきたら、このページでも皆さんにも紹介させて頂きます。

夕方には勤務先の大学の2年生がゼミナール訪問に来ました。3年生から所属することになるゼミナールを決めるために、興味のある研究室の教員を訪ねてくるため、担当教員は面接・説明をしなくてはなりません。体育・スポーツ系学部の特徴でもあるのですが、放課後はすぐにクラブ活動があるので、学生の訪問は夜になることが多いですので、この期間は帰宅時間が遅くなりがちです。これはこれで大変ですが、将来、ゼミで戦力となる学生さんをリクルートする活動の一環ですから、怠るわけには行きません。
ここ数年の間、あまり人気のない私のゼミナールですが、今年はわりと訪問者が続いています。私の耳に入る前評判では、ゆとり世代である今時の学生は楽で招集や拘束、課題の少ないゼミを希望するのに対して、私のゼミは忙しくて大変だという噂が広まっているのであまり学生は訪ねてこないだろうということだったのですが、わりと訪問者が続いています。もちろん、とりあえず話だけはきこうと思って訪問する人も居て、そういう人は私の方も説明している最中にはそのような雰囲気を感じ取りますし、そうなると説明にはショートカットが発生します。そして興味を持つ学生さんの多くは迷っているとい言葉を口にします。私のゼミの初代学生で今は早大助手として活躍中の佐久間くんが、当時、住宅購入を迷っている私にいったものです、「迷うときにはやめるべきです」。私も同感です。
ただ、興味を持って、やる気のある学生さんとは、一緒に勉強したいという思いも強いです。さあ、どうなるでしょうか。卒業生の方々も気になることかもしれませんが、これについても結果をこのページで報告させて頂きます。