祖父の訃報

今日、私の祖父が亡くなったという訃報を受けました.祖父は年末に体調を崩して,その後、入退院を繰り返していました.92歳でした.
祖父は福岡に住んでおり、たまたま年末に福岡へ出張があったために、出張の帰りに立ち寄ってお見舞いをしました.その時は、体調不良で痩せて小さくなってしまった祖父を見て、正直驚きましたが,まさかこんなに早く亡くなるとは思っていなかったので,ショックが大きいです.その時は帰り際に握手を交わして、また会って、体調良くなったら一緒に酒を飲むことを約束したのですが、その約束を実現させることは出来なくなってしまいました.
亡くなった祖父は,私の母方の祖父なのですが、父方の祖父は私が生まれる前に既に亡くなっていたために,私にとっては記憶にある唯一の祖父でした.東京から福岡と距離があったために,子どもの頃はたまにしか会うことが出来ませんでしたが、私が社会人になってからは,九州に行くことがある際には、回り道してでも必ず祖父を訪問することにしていました.
子どもの頃,夏休みに遊びにいくと、怖い話をしてくれたこと,肩たたきをしてあげるとお小遣いをくれたこと,大人になってから一緒にビールを飲んだこと,などが次々と思い出されます.
明日はお通夜なのですが、仕事が入っているため,出席することができません.15年前に祖母が亡くなったときには、遠いからという理由で葬儀に出席することができませんでした.あの頃は学生時代でしたので自費で行くことができませんでしたが,そのことを今でも後悔しています.ですから,明日は仕事が終わり次第かけつけて,明後日の告別式で最後のお別れをしてきます.