祖父の葬儀に参列してきました.昨日(土曜日)の最終便で北九州空港へ行ったのですが、羽田を出発する時点では現地は雪が振っており、着陸することが出来ない時には羽田へ引き返すという条件付きでの出発となりました.上空はものすごい風で、機体が大きく揺れましたが,幸いにも着陸することが出来ました.
今日、祖父と対面しましたが、涙が止まりませんでした.大人になり,涙を流すことなんてあまりなくなりましたが、祖父との思い出がいくつも頭に浮かび,人前とか気にもせずに涙があふれました.92歳まで生きて大往生だったね、と声をかけてくれる方も居ました.確かに大往生だけれど,しかし、亡くなってしまったら、もう会うことは出来ないし,思いでの中だけであり、新しい思い出を作ることは出来なくなってしまいます.だから、何歳まで生きたってことは関係なく,永遠の別れは悲しいものです.
葬儀ではたくさんの親類が集まりました.25年近くも会っていなかった祖父の兄弟、もう15年以上も会っていない私の従兄弟にも会うことができました.久々の再会はとてもうれしいのですが、これで祖父がいたらどんなにか良い会になっただろう、なんて,思ってしまいました.葬儀じゃなくて,もっと楽しい会で集えればよかったのにと.
読経をして頂いている間に,祖父の遺影を見ながら、色々と考えました.祖父は私が仕事を頑張ると、とても喜んでくれていました.だから、これからも頑張ろう、とか、母との関係があまりうまく行っていないけれど、もっと前向きに考えようとかね,いろいろ.