春はお別れの季節です♪

来年度の修士論文を提出するための提議書の締め切りを明後日に控えた今夜,私の研究室では該当する学生と博士後期課程の院生2名,そして私の9名で、申請予定の院生5名が作成した原稿の読み合わせと指導の会を開催しました。この1ヶ月半のあいだ韓国に出張したり、地震により学生たちは出校禁止になっていため,メールでのやり取りはしていたものの、クチでなくては伝わらないことも有るので,直前ですが急遽ミーティングを開催することにしました。最初に見た時よりも良くはなりましたが、まだまだ修正する点は多々ありますので、頑張って欲しいと思います。
このミーティングにはこの春で修了する院生も参加してくれました。今から1年ほど前に、進路変更により就職活動をするために1年余分に居ることを選択した彼でしたが,就職が決まってからはよく頑張ってくれましたし、自分の審査が終わってからは,私が留守の間,後輩の相談に乗ってくれたり,アドバイスをしてくれてたりしていたようです。
留年を決意した当初は,正直どうなってしまうかと不安に思いましたが,就職が決まってからは私の不安を吹き払うかのように良くやってくれました。先ほど、彼が修士論文のデータを持って挨拶をしに来てくれた時には,これまでに 叱咤激励したり、 時には友達のように一緒にカラオケに行ったりもした 色々な思い出が過り,ちょっとウルっとなってちゃんと顔を見て挨拶してあげる事ができませんでした。研究室を去る学生との別れは残念ですが,卒業(修了)して出て行くということはステップアップなわけですから、指導教員としては笑顔で喜んであげなくてはなりませんね。
そして,ここ数日の間には,この春から仲間に入る学生たちも顔を出し始めました。春は別れの季節,そして別の場所で別れを告げてた学生が、新たに私の所に集ってきます。私の所を通過していく若者たちに、私は教員としてスポーツ科学の楽しさや意義を学ぶ事を通して、彼らが社会人として巣立つ手伝いをしてあげなくてはならないのだと、改めて思いました。

♪ 春はお別れの季節です、みんな旅立っていくんです、淡いピンクの桜,花びらもお祝いしてくれます、ずっと仲よしでいてくれた、時は思い出の宝箱,そんな悲しまないで,大人への階段を昇るだけ,じゃあね そっと手を振って,じゃあね じゃあね、だめよ ないたりしちゃ、ああ いつまでも 私たちは振り向けば ほら友達、四月になれば悲しみは キラキラした思い出 ♪