子どもたちの冬休み最後の週末

大学の仕事は昨日の「賀詞交歓会」から始まったのだが、子どもたちの学校や幼稚園は月曜日からなので、彼らにとっては冬休み最後の週末である。父親としての仕事は、ちゃんと宿題をやれよ、と煽ること。本当は横について優しく教えてあげなくてはならないのだがね。ということで午前中、息子は私の書斎に篭り、宿題の追い込みをかけていた。
私はというと、メールの返信やスケジュール調整などをしてから、幼稚園年長組の娘による自転車の伴走のもと、走って年賀状を投函しに郵便局へ行き、そのまま町内を一回りしてきた。娘は小さな自転車を一生懸命に漕ぎながら私に並走してきてくれる。自転車が小さくなり、私に伴走するのはかなりキツそうになってきた。本人も胸は苦しくないけれど脚が疲れたと言っている。そろそろ新しい自転車を買ってあげなくてはね。
そんな感じで、新年早々に走りに行って呑気だなぁなんて思われるかもしれないが、「走る」の研究者なので自身が走ることも研究の一環である。なのに、この20年弱の間、そのことを忘れてすっかり走ることをしなくなっていたのである。そもそもは「走る」のが大好きで、その素晴らしさと楽しさを理論的に追求して伝えたいと思い、今の仕事を選んだのだ。偶然にも、昨年はそのことを思い出すことが出来た。もちろん、「走る」だけで終わるつもりはないので、今年は「走る」理論を追求する方を頑張りたいと思う。その方が、研究も発展する気がするのだが、2013年、どうだろうか......