金メダル

勤務先の大学のオリンピック祝賀会に出席しました.
ものすごい人数の方々が参加したにも関わらず,同じ学部の先生方しか知り合いが居ませんでした.
大勢の参加者に記念撮影をせがまれる体操の3名を見ていると,金メダルをとると大変だなぁなんて思ってしまいました.と言いつつも,私も富田君に頼み,金メダルを首にかけさせて貰っての記念撮影でした.記念撮影を頼むと,彼は「メダル,首にかけてください」と言ってくれたので,遠慮せずに甘えてしまいました.
写真で私が首から下げているのが,彼の伸身の伸月面が描く放物線が栄光の架け橋となり獲得した金メダルです.彼は,ダイナミックな放物線からビクともしない着地を決めた後に見せたガッツポーズとは対照的に,とっても無口な青年でした.数日前にも大学のエレベータ内で二人きりになったときに,「おめでとう」と声をかけると,ペコリとお辞儀するだけでした.とてもクールで控えめです.
写真に一緒に写っているのは,同僚の鯉川先生です.鯉川先生は個人種目で獲得した銀メダルをかりてました. 実は(?)鯉川先生もちょっと前までは日本を代表する長距離ランナーでした.この大学にいると,元トップアスリートの先生方が多くて,なんだか感覚が麻痺してしまいます.

そうそう,このパーティで先月まで教務課長だったT氏(人事異動で別キャンパスにいった)に会ったので一応挨拶したら,「どうですか?風当たりは無くなりました?」といわれた.この言葉を聞いて初めて”風当たり”なるものがあったと気づいた.この日記の4月分でも度々書いたかもしれないが,当時,事務関係に対する不満が募っていた.どうやら,T氏の言葉を聞いて,あれらの不満とうのが,彼らの嫌がらせだったらしいということが分かった.というか,一番私をイラつかせたのはT氏だったのだが....