実験実習の授業は,レポート報告の日でした.何だか,プレゼンテーションをする学生は大体決まっているような気もしますが,当分は様子を見ておこうと思います.しかし,学生たちのディスカッションは色々な方向へと話が広がります.今日はなんと「宇宙旅行」にまで話が広がりました.
大変に頑張って準備している学生も居れば,前日の夜に参考文献を貸してくれとか,データをくれとか言ってくる学生が居ます.授業に対する位置づけは学生それぞれで違ってもいいのですが,相手の居ることだし,もうちょっと常識をわきまえてくれればと思うのですが.1週間あるわけだし,授業がびっしりと詰まっているわけでもなく,学生会館で休憩している姿も見かけるわけだし.
新潟地震で母子3人行方不明だった事件,お母さんは既に亡くなっておりましたが,2歳の息子さんが奇跡的に助かりました.なんだか,自分の子どもと同じ年ということもあり,考えてしまうな.お母さんも含めて,亡くなった方のご冥福をお祈りします.
今日の午前中にも,現地では震度6弱地震がありました.非難している方々がかわいそう過ぎる気がします.夜には近畿地方でも地震がありました.この国はどうなっているのでしょうか.
朝のニュースでは,イラク入りしていた日本人が拘束され,犯人からは自衛隊撤退を要求されているということです.自衛隊が現地に行っていることもどうかと思いますが,以前から,そして前回3名が拘束されたときにも言われたことですが,この時期にイラク入りする人もどうかと思います.ボランティアの精神も分かりますが,それにより大勢に迷惑や負担がかかるということも考えてほしいものです.「誰かのために」という行動により「誰かの負担」になり,結局のところは自己満足の行動になっているのではないでしょうか.
まれに,「研究」に対して受け入れられない学生に出会います.方法論とか,モデル化することとか,「研究」の立場とかの概念が合わずにバーンアウトするケースが多いのですが,スポーツ科学には,その性質上,とくにそのような学生が多いのではないでしょうか.自分もそのことで悩んだことがあるのですが,無理して留めるよりも,悩んで受け入れられないのであれば,バーンアウトも仕方がないのではないかなぁ,って最近思います.ただ,バーンアウトするのはいいのだけれど,その後にこちらを批判する人がいる(中には公衆の電波や誌面上で)のですが,そういう人たちの多くが,やる事をちゃんとやりもしないでこちらを批判する場合が多いです.辞めるのは勝手なのですが,やるべきことはきちんとやって,ある程度答えを出して見て,それでも合わなかったり,無意味だと思ったら辞めましょう(もちろん,そういう学生に直面しているからこういうことを書いてます).