ここ数日 今週の土曜日に開催される学会のシンポジウムで使うプレゼンを作成している.
シンポジストを担当するのは数度目だが,シンポジウム用のプレゼンは作成に気を使う気がする.というのも,シンポジウム自体が複数のシンポジストにより構成されているために,自分勝手な内容に持っていくわけにも行かず,他のシンポジストの内容も考えながら作らなくてはならず,そしてシンポジウム自体がプレゼン後にそれらの内容について会場から質問を受け,シンポジスト同士で意見を出し合う必要があるため,出されるであろう質問とその答えを考えながら作成しなければ為らないからである.また,一般演題とは違い,その内容は緒言・方法・結果・考察という構成ではなく,自分のデータ以外のもの出す必要があるため,特にストーリーを考えながらやっていかなくてはならないということもある.というわけで,今回はそのストーリーもフィックスされておらず,全くスライドが出来ていないわけである.間に合うのだろうか?
日頃から実験と論文執筆を繰り返しているひとには,さほどたいした仕事ではないのだろうが,こちとら普段あまり研究をしていない身なので,なかなか大変である.結果的に,人の回し(データ)で大相撲を取らなくてはならないような気分である.なぜこんな大相撲を引き受けたのだろうか?日々自問自答である.
最近よくあることだが,プレゼンを作る必要がある用事が重なることが多々ある.土曜日のシンポジウムが終わると,月曜日には学部長にプレゼンする予定が入っている.こちらは未だ何も手をつけていない.