昔と変わらぬヒーローもの

我々が子どもの頃に見た「ゴレンジャー」は,その流れを引き継ぎながら現代の子達にも受け継がれている.今,うちの息子が夢中になっているのは「魔法戦隊マジレンジャー」である.毎回ビデオに録画しており,それを放送の無い日にも見続けている.今日は放送も含めて6回も見ていた.良く飽きないものだ.
マジレンジャーなんて,如何にも今風の若者の言葉から取られているようだが,マジレンジャーの「マジ」は,魔法戦隊という名前からも分かるようにマジックの「マジ」のようだ.とはいえ,出演者たちからの台詞には「マジ,○○」とか「超,○○」といった今風の言葉が良く出てくる.今風といえば,マジレンジャーの変身場面.「マージフォン」という魔法をかけられる携帯電話が登場し,マジレンジャーたちはこの携帯電話を使って変身したり,魔法をかけて相手を倒す.魔法をかけるのと電話をかけるのとを上手くかけているわけだ.
マジレンジャーを見ていてこの携帯電話が出てくるたびに,息子は妻の携帯を使って自分もマジレンジャーになりきっている.ママの携帯はマジレンジャーが持っているのと同じくパカッっと開くため,いつも奪われる.パパのはSO506のため,パカッではなくクルッなので使いたくないらしい.良かった.
最近,近所の子がマージフォンを購入したらしく,外で遊ぶときに持ち歩いている.当然,息子も欲しがるので,イトーヨカドーにいった際に値段を物色した.デカレンジャーが持っているのとほぼ同機能のものは3500円もする.ちょっとした本物の旧式携帯よりも高い.(パパの携帯はコジマで1円だったよ.)値段は機能に比例するようになっており,我が家は一番安価な670円のものにした.当然,光らない・音も出ないのだが,3歳時にはわかるまい,ということでこれにした.きっと数日後には,友達から指摘されて気付くのでしょう.
子どもが見るからを理由にして,最近,子ども番組をよく見るようになった.ついつい見入ってしまうものも中々多い.最近の仮面ライダー響鬼)は以前とはかなりストーリーが変わったようだ,などと楽しんでしまうわけである.