神奈川県の某高校にて進学相談会の講師をしてきた.今回は特にウチの大学の宣伝というカタチで依頼されたのではなく,あくまでも体育・スポーツ系大学という枠で依頼されたものだった.
高校に足を踏み入れることなど,考えてみれば暫らくありませんでしたので,ちょっと変な気分でしたが,訪問したのは単位制総合高校という,まさに21世紀型の高校だったので,私が高校生の頃と比較するとかなり雰囲気が違う気がした.
実は今回は校務出張の一環で行かされたため,実は趣旨や内容を全く理解しないまま,何が起こるかもわからぬままの参加でした.どうやら,私が担当した教室には,体育・スポーツ系大学に進学を希望する生徒さん10名くらいが待ち受けており,彼らに色々と話をするというのが今回依頼された内容らしい.
まずは生徒諸君に自己紹介して,体育・スポーツ系大学とは?という話をした.「ところで体育系大学って何処を知っている?」という質問では,多くの生徒が私立や国立の体育大学の存在は知っているものの,教育学部の保健体育学科の類については無知であった.
さらに,大学に入って何を学ぶか?卒業後はどのような職業に就くか?などの質問に答え,軽く順天堂大学の宣伝をして,さらに志望者の多かった早稲田大学の話もして帰ってきた.
私が高校生の頃には,これほど丁寧な説明会や相談会は行われていなかった.少子化の影響で,大学の営業活動もサービス旺盛になっているが,高校でも生徒の出口へのケアをするという点から,このような会を開催するなどサービス旺盛になっているようだ.
ところで,今年に入ってから教育実習校の訪問も含めて校務出張が多くなってきている.研究室に居る時間が少ないということは,様々な点から問題だ.