ステップワゴン


愛車を乗り換えることにした.新しい愛車はホンダのエリシオン.前者のステップワゴン(写真小)は大学院生時代の1999年12月に新車で購入したもの.私の研究活動のパートナーとして,研究機器や学生達を乗せて約10万キロを走り抜けてくれました.時には某先生から,研究における私の武器は機動力の良さだと言われたことがあります.つまり,このステップワゴンが頑張ってくれたということでしょう.
ところで10万キロの距離を走破したとはいえ,このクルマはそれなりに綺麗に乗り続けていたため,正直言って私自身も買い換えるのはどうかななんて思いながらも買い替えてしまった.買い替えを検討しているときに,恩師と話をしたときにも,「乗りつぶす前に買い換えた方がいいとかいうけど,実際にはどうなのかなぁ.」とも言われた.今回の買い替えまでには私の中ではそれなりの思いや葛藤があったわけだ.そもそも,ちょっと前までは動かなくなるまで乗りつぶすなんていっていたし.
購入までの私の言い訳を記す.1)この夏,ステップワゴンがフルモデルチェンジして,私のクルマも3世代前のモデルになってしまった.2)昨年,ホンダからステップワゴンより上級クラスのミニバンとしてエリシオンが登場した.3)そろそろ新しいクルマが欲しいと思い始めてきた.4)走行距離が10万キロ近くなったし,故障や部品交換が頻繁になり,毎月のローンを支払っているのと同じくらいの出費を要するようになってきた.5)時代はハードディスクナビであり,CDナビのステップワゴンでは色々と不便を感じるようになってきたし,走行中にDVDを再生することができれば子どもも喜ぶだろう.6)今ならステップワゴンの下取りもそれなりに付くが,これを逃すと下取り価格が激減すると言われた.7)高速道路を走行中に後輪がパンク,このクルマにこれ以上お金をかけるのはどうかと思い始める.8)当然ローンで買うわけであるが,今のうちであれば子どもにもさほどお金がかからないので家計的にも安心だろう.9)今度のクルマは10年乗るからさ〜(妻へ)10)妻のクルマのローンはステップワゴンの下取りで完済するからさ〜(妻へ)
ちなみに10)の理由について同僚の先生から,私に何の得があるのかと指摘されました.その通りです.
しかし6年も経つとクルマってのはかなり変化するのだというのを実感します.外観のデザインも勿論ですが,内装や運転席に座ったときの操作性など,様々な点にチガイが見られます.しかしコンピュータだってウインドウズのバージョンが変わればOSレベルでの操作性も変わるし,ハードウェア的にもかわるのだから,クルマだって6年も経てば変わっても不思議ではないわけです.