卒業論文の受付日だった.私のゼミナールの学生は,問題が多々ある学生も居たようだが,手続き上は全員が無事提出を済ませたようである.そんなこちらの気持ちとは無関係に,学生とは勝手なもので,指導上の不満などで募らせ,卒論のストレスを私に向けて一致団結しているようである.所詮卒論なんてそんなものなのかもしれない.
大学の教員は,卒論のために自分の研究時間や家族とのプライベートの時間を犠牲にして指導しているのに,そんな気持ちも伝わらないなんて悲しいものである.別に感謝しろとかって事を恩着せがましく言っているのではないが,無事提出することが出来たのなら,その報告や感謝の言葉くらいあってもいいだろうと思うがね.
やる気の無い学生を何とか動かしてやらせるよりも,自分自身のことを頑張った方が結果的には得なんだろう.