とうとう

とうとう雪が降った.通勤経路の印旛沼干拓では,斜線も(一部)ガードレールも無い道を高速でクルマが行きかうため,今朝私が通勤する時にはクルマが田んぼに落ちていた.おそらく,積もった雪に滑ったのだろう.朝の忙しい時間に急ぎ過ぎて事故を起すと,さらに時間を食う羽目に合う.時間も損するが,怪我をしたり,修理代などで余計な金を使ったりと大損だ.せっかく田舎町に引っ越してきたのだから,通勤くらいはノンビリと走ろう....と改めて思い,自分のクルマの速度を落とした.
とうとう授業が始まった.大学なので3学期とは呼ばないし,あと2週間ほどで授業自体は再び休みに入るのだが,一応,久々の授業ということで,いつもよりも身が,そして胃が引き締まる思いだった.自分がマイクを持つまでは久々なので少々緊張もしたわけだが,もう7年も繰り返しているので始まってしまえば何てことはないのだが,スタートラインに経つときにはいつも緊張をする.しかし,こんな緊張感がなくなってしまったときには,この仕事は続けられないのかもしれない.そう,陸上選手を辞めたときもそうだった.スタート前の緊張は,準備をそれなりにやって来たからこそくる緊張なのだろう.いい授業をしたいという欲求が無くなった時には,この緊張はなくなるのかもしれない.昔,スタート前に胸がドキドキしなくなった時のように.