今日から2月ということで我が研究室では心機一転,メンバーは4年生が抜けて2年生が本日より参加することとなった.2年生諸君も一応新入生ということで,新しい環境を与えられたからか,多くが積極的に参加し,朝の9時に集合したにも関わらず,3年生とともに私が帰宅する夜の7時まで活動していた.始めだけかもしれないが、始めが肝心でもある.今後の活動に期待したい.

この時期、大学は一応春期休業中なのだが、そこで働く教員は意外なことに多忙だ。後期に担当した科目の成績を提出したり、修士論文の査読や審査会があり、2月末の予算締め切りに向けて、業者とのやりとりとその事務処理、そして各種業務の報告書などその仕事を挙げ出すとキリがない。私のようなヒラ教員ですらそうなのだから、出席義務のある会議数が多い教授はさぞ大変だろう。

修士論文の査読といえば、ちょっと気になることがあった。提出から審査まであまり時間がないために、こちらとしても何とか時間を作って読もうとするのだが、途中まで読んだところで、提出した学生から差し替えを依頼された。しかも担当している2名の学生ともである。学生としては、当然のことながら少しでも良い内容の物で審査を受けようという前向きな気持ちであるのかもしれない。本人にも言ったのでここで書き込む必要も無いのかもしれないが、査読する側からすれば、予め差し替える予定であるということを伝えてもらえていれば.....と思った。とはいえ、私の時にも審査会の直前に差し替えた記憶があるので、学生の気持ちは十分わかるのであるがね。