午前中は9時からゼミの定例ミーティングだったのだが,10時から学生募集委員会が入っていたので,途中からそちらに出席した.春休み中とはいえ,ゼミナールの時間に委員会が入っているとは......
学生募集委員会は名前のとおり,受験生をリクルートする委員会.ここ数年で数多くの大学で体育・スポーツ系の学部や学科が新設されているため,その対策を考えたりするわけだ.受験生人口が激減していると言われている今,伝統校の看板にぶら下がっているわけにも行かず,この委員会ではライバル校の動向を調査したり,新しいアイデアを考えたりするのだ.我が校も言って見れば地方大学であるため,都心に同様な学部・学科が出現すればそれは脅威となるし,それがいわゆる東京六大学であるならばなおさらである.っが,恐らく,このような状況,多くの先生方が気付いていないもしくは興味が無いのが現実だろう.
ところで,この委員会で話し合った内容が必ずしも反映されるということではなく,たたき台を作るのが役割らしい.そして,ここで出されたアイデアは,まさにたたかれるわけだ.

話は変わるが,ここ数日,息子は芸術に目覚めたらしい?帰宅すると,「家族の絵」なるがものが描かれてあり,画用紙にはアリンコのようなヒトが3名居た.ちゃんと顔になっていた.他人から見ればなんてこと無い画だが,こんな絵に喜んでしまう私達夫婦は親ばかなのだろう.