朝イチからゼミナールの時間.そんな折,教務課から電話があり第一声に「授業中ですか?」.教務課は時間割を把握していないのか..... そんな私の研究室は一日中にわたり電話が多い.研究室に居ても居なくても留守番電話にしているのだが,この一週間,留守番電話をリセットせずにいたら36件のメッセージが入っていた.
私の研究室は来訪者も多いのだが,午後から某企業が訪ねてきて共同研究の打合せをした.まだするかどうかは分からないのだが,色々と話し合いをして確認してみた.なかなか好感触であったと思う.最近,私立大学では産官学の連携が推奨され,教員の研究費は積極的に公的資金や民間企業から調達することが望まれている.公民ともに共同研究するとなれば報告義務も生じるわけで成果も求められるわけでそれはそれで大変なので,留守番電話にメッセージがたまりまくる私にそんな余裕があるのだろうか......
3時に約束していたのは研究室にリースしているコニカミノルタのサービスの方.時間通りに来てくれて私のわがままを聞いてくれた.このコピー機,bizhubという複合機コピー機能以外にスキャナー,ファックス,プリンタの機能がついていることに最近気付いた.自分でマニュアルを読んで設定してみたのだが,なかなか上手く使いこなすことができなかったので,サービスの方に接続と設定をお願いしていたのだ.っで,何ができるようになったのかというと,コピー機でコピーした文書がネットワークを経由して,PDFファイルとしてパソコンの指定したフォルダの中に保存されるようになったのだ.これで論文などをコピーしたら同時にPDFファイルもできるため,いままでやっていたようにコピーしたものを更にスキャナーで読み込ませる必要が無くなったわけだ.さらに,コピー機には自動的に複数枚の文書を読み取る機能もついているために,イチイチ文書を入れ替える手間も省けるわけだ.これにより,仕事の能率はアップして教育も研究もバンバン進む.......かといえば,そうでも無いのだろう,きっと.結局はスキャナに読ませてパソコンに保存することよりも,頭のなかに知識として入れることの方が大事ということだ.