今日もやらかしてしまった.何をかと言えばダブルブッキング.会議や打合せを同じ時間に複数入れてしまうことが多々ある.なんとかしなくては.予定表をデジタルメディアではなくてプリントメディアにすればそんなことは無くなるかと思い,紙の手帳を使っているのだが,一向に改善しない.何故なら,手帳を持っていないような,廊下を歩いているようなときに声をかけられて,打合せが入ることが多いからである.いずれにしても何とかしなくては.
午後からは医学部の授業.長い長い夏休みを挟み,久々の講義だったので,どうも舌の回りが悪い.今日の授業は医学部の女子学生を対象にしたもの.前記には医療看護学部の女子学生たちを対象にした授業を担当していたのだが,気のせいか,いや明らかに授業に取り組む姿勢が違うように感じた.昨年の医学部学生には呆れて,このブログでもかなり不満を漏らしていた気がするが,今年の派いい気がする.まだ1回だけだから何ともいえないが.久々の90分講義が終わると,声は枯れ,心身共に疲れた.
私が担任をしているクラスの学生を昼休みに集めて,前期の成績を返そうと思ったのだが,召集したのは昨日だったからか,集まりは非常に悪く,7人中で2人しか来なかった.やはり,こういう連絡は早めに行うべきだ.ということで,昼食に用意していた食事が余ってしまったので,学生らと夕食にした.私立大学ってのは担任クラスってのがあってなかなか大変だ.特に私は1・2年生の授業は担当しないので,担任とはいえ接点は無く,やっていることは成績を配布することと,原付通学の許可書にサインをすることくらいである.本当はもっと悩みを聞いたりする必要があるのかもしれないが,学生の方とて,よく判らない教員に悩みを打ち明けるはずも無い.
3・4年生になるとゼミナールに所属する学生の担任に変わるのだが,それとて上手く機能しているとは言いがたい.こちらはゼミ活動に一生懸命になったとしても,学生の方はそういうわけでもなかったりして,クラブが一番,アイデンティティは研究室ではなくてクラブのようである.私としては,コーチングではなくてスポーツ医科学の研究室にわざわざ入っているのだから,入るからには,これを一番に頑張って欲しいと思うのだが,なかなかそうも行かないのか?1学年7人もいるのだから,色々な奴がいるのは判るのだが,そういう奴の卒論は真剣には見ないくらいにしないと,こちらとていくら時間があっても足りなくなってしまう.ということで,腰をすえてやらないのはキルので,学生諸君はそのつもりで.
休み時間に某先生と我が大学の俸給表を見ながら,色々と雑談.しかし出るのはため息ばかり.これを見ていると,タイムマシンに乗って未来の自分を見ているようで何だかいい気分ではない.