今週は某学会の演題締め切りや報告書や会議の資料作成や議事録.....と締め切りに追われる毎日だった.そしてその合間にも会議会議.会議にでると宿題が増えと悪循環な毎日だった.学会のエントリー締め切りについては,今年になってから,我研究室の学生たちも漸く学会発表するようになってきて,それに伴って,自分のエントリー用抄録以外にも,彼らのを添削するという仕事が増えてきた.こう成ってくると,ますます,自分のは早め早めに準備する習慣をつけることが必要になってくるのだろう.
そんなことを考えていたら,某国際誌事務局から英語論文の査読の依頼が舞い込んできた.こういう仕事は断るべきではないことは重々承知なのだが,自分の論文を書く暇が無いと愚痴っているときに,人の論文を査読する余裕があるのだろうか.しかもレスは2〜3週間で欲しいと書いてある.いや,逆に言えばたった2〜3週間の仕事なのだ.だったら受けた方がいいのではないか?などと自問自答しているのだが,この2〜3週間の間に,私の上司の先生方が仕事を頼んで来ないことを願う.....
などと思っていたのだが,2週間後には科研費の締め切りがあるではないか.しかも,今回は某先生筆頭の共同研究者になる予定に成っており,その申請書は私が書くことに成っているし,また別の,パソコンを使う習慣のない某先生の申請書を代わりに入力してあげることに成っているし,来週は教育実習校訪問の出張が入っているし.....ということで来週は相当にテンパルことが予測されるでしょう.
ところで,こういう状況ってのは,よく考えてみると,今に始まったことではなく,私の1年間はいつもこんな感じである.つまり,これらの忙しい予定が終るであろう今から2〜3週間後には,また新たな仕事たちが舞い込んできて同じような状況になるわけである.あっ,そうそう,来週は息子の幼稚園の編入園の願書を書かなくてはならないんだったっけ.

先週の6日(金)に息子が幼稚園の遠足で日光に行って来た時のこと.紅葉など赤や黄色に色づいた落ち葉を数枚拾ってきて,私へのお土産にとくれた.息子からのお土産はたとえ落ち葉とて嬉しいもので,私は喜び,息子にお礼を言った.そしてその落ち葉たちは,現在,額縁に入れられ私の研究室に飾られている.お陰で,無機質な研究室の片隅にも,ちょっとした秋の気配を感じることができるようになった.そんな一週間後の今日,息子に会うと,さらに落ち葉を拾ってきており,「これもあげる」ということだ.前回,彼の予想以上に私が喜んだこともあり,今度は幼稚園の園庭に落ちている落ち葉を拾い集めて持ち帰ってくれたらしい.さてどうしようか.ところで落ち葉をみると「フランダースの犬」を思い出すのは私だけであろうか?