前の晩は11時半過ぎに帰宅したにも関わらず,朝7時過ぎには家を出て100キロ以上も離れた大学へ非常勤講師をするために出勤である.正直言って眠い.先日,本務校の担当授業数が多いという不満を某先生に言ったら,だったら非常勤を辞めればという話になったので,本務校の授業も頑張ってこなしつつ非常勤も最大限頑張るということになった.本務校以外の場所でも勤務しても良いという大学教員の特権?であるので,この特権を最大限に活用して,単に収入の問題だけではなく,多くのメリットを生かしていきたいと思う.
で,他大学において非常勤講師をすることにどのようなメリットがあるか?まずは,他大学の施設を利用することが可能になる.図書館で文献を複写するだけでなく,私のような実験系の分野の教員にとっては,実験機器や装置の交流も重要な点である.そして,他大学の教員や大学院生と研究に関する情報を共有や交換することが可能となる.その他挙げだすとキリがないのだが,私にとってはたとえ片道3時間弱の通勤時間をかけたとしても,メリットは非常に大きいと思えるのである.それから,以前勤務していた大学であるだけに,心がリフレッシュされたりもするんだよね.