先日,iPOD Touchを購入したことを紹介して以来,更新がストップしてしまった.もしかしたら,Touchで遊んでいて時間が無かったと思われているかもしれないが,週末の3日間にわたり,東大駒場において開催されていた第20回日本トレーニング科学会に,実行委員として運営側に立つ一方で,自分の筆頭と学生の発表を含めて7演題の発表をしたために,ここ数日間はこの仕事だけに集中しておりました.

そして今日は久々に大学院時代の先生に論文の原稿をメールで送りました.以前に先生から「(それなりの立場になったのだから)もうヘルプはしない」と言われて以来,何とか自分でやってきたました.しかし,研究室の一番上の立場に立つと,当然ではあるが自分書いた論文に添削してくれる人は居ないわけで,そうなってくると論文を書くペースも悪くなるし,論文の質的にも悪くなる気がします.学会の際にそんな話をしたら,先生から読んであげるから送ってくるようにとの言葉をもらいました.ということでお言葉に甘えて,学会が終わってから2日目にして,学会で発表した内容を論文にして先生にメールしました.今日の昼の12時に送付したのですが,なんと17時には添削して返信してくれました.以下に先生からのメッセージをコピペします.

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読みました。
読みやすいのですが、緒言と考察の部分、特に緒言は、少し焦点を絞った記述にした方がよいかと思います。ファイルを確認してください。
レーニング科学の資料でよいかと思います。
では

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メッセージは短いですが,添付ファイルの原稿には多くの添削がなされておりました.
35歳の准教授にもなった弟子の論文を添削してくれるなんて,なんとも愛情溢れる恩師なのだろうと感動する一方で,35歳准教授にもなって恩師に添削を依頼し,トレーニング科学の“資料”と言われる自分が情けなく思えます.
とはいえ,せっかくすぐに見て貰ったのですから,なるべく早く投稿したいと思います.