会談

とある関係の仕事で、周防正行氏と食事して会談する機会がありました。大学教員である私と映画監督である周防氏、まったく職業の異なる私たち、どこで接点があるかは、今後の私の展開で明らかになるかもしれませんが、今は内緒です。ところで監督とお話をするなかで、先ほどは「まったく職業の異なる」と表現しましたが、「他人の考えや動きを主観と客観の両方で捉えて考える」という点では私たちの職業は一致するということが分かりました。一方で、映画を通して物事を訴えるという力は、論文や書籍、そして講演を通して訴えるよりも、社会に対する影響力はずっと大きいということを実感しました。