産業保健人間工学会に参加しました

私と大学院生の宮本の二人が、産業保健人間工学会にて口頭発表を行ってきました。二人とも普段はスポーツ科学やトレーニング科学での発表を行っているのですが,同僚の水野先生が大会長ということもあり、違う畑を耕すのもいいかと思い発表してきたわけです。産業保健人間工学ですから、本来は職場などで働くヒトの身体にまつわる工学的な評価指標に関するネタですが、我々は勿論、スポーツ科学ネタです。
宮本は高校生の陸上競技選手について、同一のヒトがどのような疾走能力の変化をたどり、さらにそれに伴う体力の変化がどうなっているかという話、さらに、それをどのように選手にフィードバックしているかという話を発表しました。私はダイエット効果を唱うウォーキングシューズを履いた時の筋活動を、通常の靴を履いた時のものと比較した話でした。
宮本の発表は、他分野の観衆には珍しい話であったのに加えて、測定結果を被験者にどのようにフィードバックするかという点に興味をもってもらえたようでした。私の話は、靴メーカーの方々が来ていた為に、様々な質問を受ける事ができ、さらには企業の健康管理部門の研究員という方にも、発表後も含めて色々と質問を受ける事ができました。
さあ、これを文章にしたいものです。ブログじゃなくて。