89km/s

これって私の投球速度。今日は勤務先の学生を対象とした体力測定の日。この大学では42年間もこの体力測定を継続してやっているそうです。っで、野球ボール(硬球)の投球速度を測定してもらったのですが想像以上に遅かった。そして一緒に測定した学生たちは余裕の100キロ超えで、しかも女子学生でも100キロを超えている子が何名かいました。さすがは体育系学部....恐るべし。
野球部の学生に私の投球フォームをチェックしてもらうと、教科書通りに悪い点を指摘されました。普段は授業でそういう話をしているものの、自分の身体には反映されていないわけだな。そして筋トレして筋力を付けても、投球フォームが悪ければ、結局のところは投球速度には結びつかないわけで.... 
日頃、アスリートのトレーニングメニューを作成して指導もしている立場なわけですが、体力は勿論大事だが、技術の向上が無くては、その体力も生かされないことを実感したわけです。
それから、「脚筋力」という項目(結局,測っているのは脚伸展力ね)では466キロという成績でした。一般的な項目ではないために、これが何れくらいかを説明するのはちょっと難しいのだけれど、陸上部のアスリート達は750キロくらいをタタキ出し、この値は学部のなかでトップクラスのものでした。ただし、この値を出した学生たちが、その種目のトップアスリートであるかといえば、必ずしもそうとは言えないようでした。つまり、これについても、生かすには技術が必要なわけだ。