昨晩のこと,我が家にとっては深夜の時間に,最近は電話などかかってこない仲の東大大学院時代の後輩から電話がありました.何事かと思って電話を取ると,春から関西地方の某大学に再就職が決まったとのこと.良かった良かった.
大学への教員としての就職がなかなか困難な時代なので,後輩たちの進路が気がかりな季節です.そして研究室に多くの大学院生を抱えるようになり,今は賑やかでよいですが,そのうち,彼らの就職の心配をしなくてはならない時代になってくるでしょう.こんな時代にもちゃんと大学への就職を決めている私と同世代や若い世代の人たちを見ていると,やはりちゃんと活動している人,そして履歴書と合わせて提出する研究業績書に記載する業績のある人たちであることに気付きます.